一旦出産や育児のために職場を退職したママさんが、子供がある程度大きくなり家計の足しにするためにパートをしたり、正社員として働くことは、現代において珍しいことではなくなりました。「子供が小さいうちは側にいたい」という意向から、小学生まで専業主婦をして、その後働きに出ようというケースが多くみられます。
しかし、子供が小学生になるまでずっと専業主婦をしていたとなると、7年近くのブランクがそこには発生しています。本人は現役の時のようにバリバリ働けると思っていても、ビジネスの場において7年というのは非常に長い時間です。そこのギャップをうまく埋めていって自分の実力を認識しなければ、うまく働けないということも起こり得ます。
特に仕事ブランクがモノを言うのはコンピューター関連の仕事です。コンピューター関連の技術やソフトは日進月歩で進化をしているので、たとえ1年でも間が開くと、古い技術が陳腐化してしまうこともあります。ソフトを使ってデザインやCGを作成する仕事でも、7年もあれば全く以前と操作が違うこともあり、ブランクがあってすぐに操作を完璧に行うのは難しいでしょう。プログラムにおいてもそれは顕著であり、またウェブの世界でも基礎は同じままだとしても、発展している部分は非常に多くあります。
パソコンソフトの使い方を復習し、仕事ができるまでに技術を習得するには時間がかかります。職場はそんなスキルの習得を待ってくれはしないので、仕事に復帰を決めたのなら家で自学自習をして最新の技術を少しでも身につけることをオススメします。家で学習していたという事実は、面接の時でも大きなアピールポイントになります。